『ボクらとオカンの・・・・漫才な日々』 |
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彼女と出会ったのはいつだっただろう
ネットをさまよっていたとき、「グレーコリー症候群」という病気と闘う「ルアナ」とその家族「近藤家」と知り合いました。 彼女ルアナは、生後2ヶ月で不治の病「グレーコリー症候群」と判明し家族と共に戦ってきた子です。 そのルアナが、2歳と11ヶ月という年齢でこの世を去りました。 彼女の病気は、遺伝病です。 その名の通り、グレーという色の犬たちが起こる病気とされ 通常、その子イヌたちは同胎犬よりも小さく弱くて、8~12週間までに熱や下痢、関節痛、または目や呼吸器、皮膚感染といったような臨床的症状がみられ2~3歳の命といわれています。 ルアナも、8㌔弱という小さな体でこの病と闘ってきたのです。 その闘いは、私たちが想像を絶するようなものだと思います。 この二年間、私はたくさんの遺伝病の犬たちの飼い主さんと知り合う機会がありました。 やはり、同じように数ヶ月という期間で「テンカンの発作」を起こし死んでしまった子たち。 俗に言われている、ボーダーコリーの遺伝病CL(脳が萎縮しテンカンの発作などを起こす病気)とは逆の、脳が肥大していく病気で兄弟達がこの世をさった犬たちでした。 現在、まだ生きている兄弟犬もいますがいつも、どこか不安にかられ「死」という文字から逃げられずに暮らしています。 ペットが家族のように一般家庭で飼われるようになった日本。 ペットブームという社会で、モノのように扱われ取引されている現代社会が引き起こしたゆがみ これは、ボーダーコリーの世界だけではなく犬たち全般に言えることではないのでしょうか 私自身、血統維持の為の交配をしています。 たくさんのことを、彼らから学ばせてもらった中で言えることば、「うちの子は100%であるとは言えなません。命ですから、障害のある子が生まれるかもしれません。でも、生まれないように最大限の努力と、もし生まれてしまったら最大限の努力を惜しまないこと」これしか私には言えません。 ルアナの家族の願いはただひとつ、このような苦しみの犬を出さないで欲しいというものです。 安易な交配だけはしないで欲しい、無知な交配だけはしないでほしいと願う「近藤家」からのメッセージ 現在、悲しみの中にありながらルアナからの使命を受け取り前に進もうとしている近藤家 是非、みなさんにもこの病気を知って欲しい・・・そして、今一度「命」について考えていただけたらと思います。 「グレーコリー症候群」という病気を初めて耳にした方もいらっしゃると思います。是非、彼らのHPを見に行ってみてください。 HP「ルアナ&羊たちのお部屋」 ルアナ、安からかに
by taisho_k
| 2007-04-14 10:06
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