『ボクらとオカンの・・・・漫才な日々』


北海道で暮らすボーダーコリー9頭とオカンの生活記録
by taisho_k
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オカンの写真だけの
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初めての経験

いつも頂くばかりの鹿さん

ですが、今日は山へ一緒にいってまいりやした

そう、『鹿撃ち』に同行です

ウチのテリトリーにいる鹿を見つけると山へ追いに入るジュニ男
そんな彼を一度、実際の鹿撃ちに連れて行きたいと思っていたのですがやっとソレが叶いました


ただ、鹿を追うのではなく獲物を狩るという行為を彼に経験させてやりたかったのです
最近は、鹿肉を口にし 庭には鹿肉が遊び道具のように転がる家(ってそんな家ねぇよな 爆)
そんなウチですが、実際の鹿撃ちでジュニ男がどんな反応をするのか心配な反面もありながら慎重にと心を引き締めて連れて行こうと・・・
なんせ、山に鹿を追って行って迷ったり、谷底に落ちて戻って来れないこともなきにしもあらず・・・ですからね

案の定、出発の際に「ジュニと会うのもコレが最後だね」と言われたり
もちろん、ソレだって100%冗談ではないハナシですから笑えない話にならないようにジュニ男の行動に敏感に反応しなければなりません

もちろん、無事に帰還したのでこうやって日記が書けるのですが
リセルならソコでどんな行動をするだろうということは全部わかります
が、ジュニ男はまだまだ未熟です
でも、今日の経験をしたことで彼はひとまわりもふたまわりもオス犬として成長し帰ってきました
ワタシ自身もジュニ男との絆が深まり、そして尊敬をすることができていい経験ができました

そんな経験をしたジュニ男の「犬」という行動を今日は記録として残します
なので、画像が少しエグイところもありますので「ダメっ」という方はご遠慮ください


                                     juno



「ジュニ男の成長日記」


昨晩、隣のおっちゃんから連絡があり「鹿撃ち」にという誘いがありました

もちろん、答えはオッケーです(笑
前々から一度ジュニ男に鹿撃ちを経験させてやりたかったんです

夜、準備をして就寝
朝は、9時にお隣さんへ集合です
自宅待機の犬ドモは・・・不満顔
なんせ、ここんところオカンとずっと一緒でしたから(笑

ジュニ男は、自分だけ連れて行ってもらえると大喜びです


車を走らせ現地まで向かいます
車内で地図を渡されここに行くからと

ワタシたちは、鹿を追い込む係りです
そんな私たちより5分ほど先に出発するおっちゃん
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ワタシたちは、いつもおっちゃんと一緒に行くトシ君(小学校一年生)と、ノブ、専門学校の学生
、鹿撃ちのお供のナデシコ(犬)、そして、オカンとジュニ男
歩き始めはナデシコのリードをしておくようにと注意が
おっちゃんのニオイをとり後を追ってしまう可能性があるから、それではなんの意味もありません
目的は、鹿をおっちゃんの所まで誘導するのが仕事です
車で待機をしていた私たちも出発の時間になりました
ジュニ男は、なんだかテンションが・・・サンポ気分 嬉しそうです(笑)
とりあえずリードを付けて歩き始めました

尾根をのぼりGPSに印された旗マークを追跡していきます
半分ぐらいのところでナデシコを放ちました
ナデシコの様子がかわり数分後には、ピューっといなくなってしまいました
完全に鹿のニオイをとり山の中に
ジュニ男もナデシコが行った方向を気にして行きたがります
少し落ち着いたところで、ジュニ男のリードも放ちました
大丈夫、ニオイをとっているものの呼べば帰ってくる (ヨシヨシと一安心)
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GPSを持ちルートを確認しながら・・・って、GPSがうごかねえぢゃねえか!!!
そう、全員のGPSがうごいていないんです
ヤバイ! ルートがわかりません
仕方なく地図を頼りに歩きます
一応、最悪の場合は一台のGPSは無線機能がついています
そして、随時おっちゃんのGPSに現在地を送っているのでワタシたちの位置は確認できているハズです

完全にルートを見失いました
こんなに険しくないよな~と言いながら
それでも、尾根を確認しながら行っているので方向は間違っていません
おっちゃんは、沢をのぼっていって待機しています
そう、鹿をここから追ったらどこにむかってくるかちゃんと予測をして撃つのです
鹿は、楽な道しか通らないそうです
だから、鹿の足跡をたどればいちばんその険しい道の中でも楽なところをというのですが・・・
かなりハードです

急なところをすべるようにして尾根から下に向かいま
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いい感じでジュニ男もニオイをとっています
尾根は歩きやすいというものの、隣は崖です
雪がかなり解けていて足を滑らせたらそのままツツツツツーです
さすが、山を歩きなれているジュニ男
かなりの崖もうまく降りていきます
って、そんなトコの写真はオカンが必死で撮れません(笑

「あれ?」やっぱり迷ったね(笑
おっちゃんが追った沢に出たのですが思った地点よりかなり川下の方へでてしまいました
ほら、コレは先に行ったジュニ男が崖下からワタシをのぞいている様子です
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まさに、「まっさかさま」のトコをすべり降りるんです ハア・・・

沢をみるとたくさんの鹿の足跡の中におっちゃんの足跡がありました
ホッ
とした瞬間、おっちゃんの姿が
ソレを見つけたジュニ男がおっちゃんに向かってほえます
って、腰が引けているのですが(笑
おっちゃんの身体には血が!

そう、ワタシたちが行ったときにはもうすでに内臓を出してありました
ジュニ男は誰だか確認をして一安心
「オカン おっちゃんがいたよーーー」と
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血のニオイに気がついていないわけはありません
鹿肉のニオイもわかっているはずですが・・・気がついていないんです

そう↑の写真の彼の奥にトシくんと共に横たわる鹿さんを(笑


ちなみに、ナデシコはもうとっくに帰ってきていました
ワタシたちとは、逆の方向から来たそうです
たぶん・・・ナデシコが来た道が正解だったのでしょう(汗
さすが、ナデシコ

ジュニ男はというと・・・
川までくると「ハッ」と腰が引けてます
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「ねえ、オカン なんか居る」と振り返るジュニ男
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枝肉になった鹿がつるされていることがあってもこんな状態で獣が横たわっていることはないんです
まだ、猟を知らないジュニ男にとってこの状態ではえたいの知れない獣なんです

ワタシがオッケーを出して川を超えさせ、ワタシも川を超え鹿に近づきます
ジュニ男も鹿に近づきます
が、かなり腰が・・・(笑
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ここで、ワタシが触ればなんの違和感もなくきたのでしょうが
ダメです(笑
自分で確認をしなさい
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コレは、普通の行動です
つうか、ワタシはこういう犬が好き
好みもありますが、仔犬が生まれ私が残す犬はこういう慎重な犬を残します
初めてみるものにガツガツ行く子は、スキではないのです
ワタシの性格と犬のタイプとしては、こういう慎重派の犬を選びます
もちろん、弱いわけではありません
一緒に成長し、信頼関係を築きあげたとき「火の中水の中」という犬になるのです
だからこそワタシはそういう犬を選び育てます
まっハッキリ言えば犬に頼っているんですけどね(爆

さてと、ここから車まで鹿を連れて行かなければなりません
結構な距離です
さてと、紐でつないで~
って、ジュニ男くん「逃げ腰」ながら撃たれた穴から鹿肉を盗み食いです
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実は、この数分前にジュニ男はおっちゃんから
「あそだそだ、鹿肉あげなきゃな」とちょこっとですがご褒美をもらったんです
そう、ソレこそがいつもと違う狩猟なんです
いつもは、鹿を追う=本能=遊び
でも、今日は鹿を見つける→追う=ご褒美の鹿肉=使命となる

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もう彼の目に不安はありません
獲物を前にイキイキとしたランランと輝く目がソコにはあります

そして、そうもう獲物=美味しい肉と変わったのです
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内臓を撃った場所でとりだし、皮がついた状態で車まで運びます
雪があるのですべるように運べるのです
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さあ、お昼です
オニギリを買ってきて
その間に現地班は焚き火の準備
ですが・・・火が(泣)おきません
仕方なくオニギリだけで
それも、行ったのが昼過ぎだったのでセ○コーマートの美味しい「すじこ」や「たらこ」の大きなオニギリはなく 昆布とマヨシーチキン で(笑
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オニギリを食べ終わる頃
火が少し・・・で、肉をナイフで
するとジュニ男はまたしてもキラキラのお目目
おっちゃんがひとこと
「コイツ、オレの顔 肉にしか見えてねえ」って(笑
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ソコは、優しいおっちゃんです
「ほら、あ~ん」
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ちなみに、ジュニ男くん
顔に血がついてます(笑)
さっき肉をもらったとき投げたら顔面に(爆

あれ?ジュニ男の行動がおかしい
山に何かを見つけたようです
ワタシの声も聞こえないというほどの真剣さで崖をのぼっていきます
そう、鹿を見つけたときのジュニのいつもの行動です
が・・・がけ下にはワタシたちがいるのですからそんなことありえないのですが
一応おっちゃんは確認をしに行きましたが、なにも発見できす

そう、ジュニ男の顔つきが朝とはまったく違うのです

さて、オニギリをたいらげ次のルートを目指します
鹿猟にきてちょっと成長したジュニ男ですが・・・・
車の中ではこんな(笑
メス犬のナデシコに一喝されて
ぷぷぷ いつものジュニ男です
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現地に到着
今度はかなりキツイ尾根をあるくことになりそうです
時間を合わせ おっちゃんが先に出発です
もう、ジュニ男は行きたくてしかたありません
そんなときは危険
慎重にリードを付けて行きます
トシ君にはかなり険しいのぼりだったのでノブが担いで登ります
って、なんだかリュックに入れられてるみたいでおかしな写真が撮れました(笑
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険しいのぼりの上、雪も柔らかく滑りやすい
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いちばん高い尾根のところまでやってきました
一応、記念写真ってことでノブとジュニ男でハイ パチリ
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が、そこは尾根
尾根幅は狭くスグ横は崖 こんなところを行くんです
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どうする?トシくん大丈夫かなあ とノブと相談をしているときです
「あっ鹿さん」とトシくんが叫びました
おっちゃんがいる尾根とは反対側に鹿の群れが移動してます
わかります?
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それでは、ヒント 
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仕方ない、拡大してホラここに
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居るってわかってみてもとても探すのは難しいんです
ソレを、一年生のトシくんは見つけ出します
すごいんです、彼の目は!

さて、写真も一応撮ったのですが・・・先に進まなければなりません
さっきの青い点線の尾根を行くのです
道幅は30センチもなく
そんなところ、リードを付けたジュニと歩くのは危険ですので仕方なく放しました
実は、険しいのぼりでしたがジュニがオカンを引っ張ってくれてとても助かったんです
「ジュニ、引っ張って」といえば彼は前にグングン進み助けてくれます
これでどれだけ助かったか
ありがとうという気持ちをジュニに伝えると本当に嬉しそうな顔をします
でもね、ノブがリードを持って「引っ張って」と言っても引っ張ってはくれないんです(笑

やっと最終の場所に来ました
今回の場所は、来た道を引き返さねばならないのです
この先はあまりにもキツクてトシくんがいける場所ではないんです
もちろん、ワタシたちにとってもかなりシンドイ
よって、引き返します
途中二度ほど銃声が二回聞こえました
コレが、おっちゃんが放った銃なら・・・と願いながら

帰りは、険しい道を下るのです
コレはかなり怖い
そんな場所を切り抜け、やっと作業道へ
ホッとしたことは言うまでもなく

遊びながら帰ってきました
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もちろん、ジュニもね
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車に戻ってまもなく、おっちゃんが戻ってきました
が、獲物はなく・・・
作戦失敗だったそうです
鹿の群れは、おっちゃんが居る場所ではないほうのもうひとつ手前の尾根を通って抜けて行ったそうです
それも、シブシブという顔をして
今回の敗因は、前回来たときよりも雪解けが早く鹿さんの好物がいっぱい南斜面にあったため鹿さんの居る場所が予測とはずれたこと
朝、確かにおっちゃんは南斜面がとけているとつぶやいていました
その時点で、計画を変えなければならなかったのに予定していた計画を実行したこと
悔しそうなおっちゃんがソコにいました


帰りの車の中で爆睡のジュニ
ウチに戻ったら・・・たいへんだぞーーー
なぜなら、身体から鹿さんのニオイがするからねっ(笑

それに、ジュニだけ連れ出し
それもかなりの成長をして帰ってきたジュニ
絶対、態度が違うはずです
案の定、ウチでの居場所が変わりました
いつもなら、オカンがPCの傍にいるとクレッグがいるので寄ってこないのですが
目の前で堂々と寝ています
クレッグもいつもならにらみを利かすのですが落ち着いています
見えない何かがジュニにオーラを与えているのでしょう
アディねえちゃんも、ジュニの顔のニオイを真剣で嗅いでます
そんなとき、いつもならお腹を出すジュニですが、堂々と座り嗅がせてます
嗅ぎ終わったアディはジュニの顔の下に入りペロリとひとなめ

オカンとの絆も深くなり、ジュニはひとまわりもふたまわりも大きく成長した一日になりました
いっぱい歩き回ったジュニは、オカンの足元でイビキをかいて寝ています
今夜は、お風呂に一緒に入ってきれいにしてあげよう
って、鹿さんにあったジュニと一緒になんて寝たくないしね(笑

そして、残り少ない正月休暇
居残りの組のヤツらを思いっきり走らせてあげよう

今夜は疲れたので熱いお風呂に入って身体を・・・・いたわらねば(笑



今日は、経験というステキな勉強をいっぱいしてきました
去年よりひとまわりもふたまわりも成長したジュニがココに居ます
ひとつのことだけよりも、たくさんのいい経験をさせることにより犬たちは大きく成長します
そこには、お互いを気遣うという大きな絆というものも兼ね備えています
ソレが犬との最高の時間だと・・・
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by taisho_k | 2009-01-04 23:51 | 犬たちとの日常
<< 1997年1月5日 ウェールズにて これなんだ >>


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