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『ボクらとオカンの・・・・漫才な日々』


北海道で暮らすボーダーコリー9頭とオカンの生活記録
by taisho_k
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人馬一体 ならぬ 人犬一体

昨晩のテレビをつけていたら・・・「馬術競技」の世界大会のことを放映していた。
(優勝賞金が1億円らしいです。スゲエ)

後からわかったんだけれど、なんでも競馬のジョッキーを諦めた日本人のオトコの人と競争馬としてらく印を押されたサラブレッドのがんばるお話(そう、途中から見たんです)

馬術競技は、犬のアジリティ競技会のもとになったもの
そう、原点である
何かヒントになることがあるんじゃないかと思わず見入ってしまった


馬術競技もアジリティと同じようにコースが競技直前に発表になる
自分と馬とのコースを考える騎手
この馬術競技でサラブレッドはこの馬だけ
馬も犬と同じように目的によって作られた「使役動物」なのである
ましてや、このトップギアという馬は「競走馬」として幼い頃調教された子
無謀な戦いである

サラブレットは、前へ前へスピードをあげる為に作られた馬
一度スピードをあげると止めることが難しいといわれるほど「キレル」
クォーターホースというのは、クォーターだけ走る為に作られた犬
長距離を走るために作られた馬ではなかったりする

前に、ウェスタン用にトレーニングされた馬に乗ってヒツジを追ったことがある
ヒツジを目の前に「カッティング」という作業させるのだけれど
どうやって分けるかを伝え、馬が理解をすると自ら分けくれるのだ
人馬一体で仕事をしたなあ・・・と感じたことがある

こんな風に目的によって作られた馬の中でサラブレットで馬術競技にでるのは無謀ともいえる話

テレビ情熱大陸のHPより抜粋
***********************************
2008年5月18日
増山誠倫
馬術選手(障害飛越) 馬術選手(障害飛越)・増山誠倫(ましやまたかみち)、29歳。
 「一年に数千頭の引退競走馬が処分されています。そんなサラブレッドたちにも輝かしい未来の可能性があることを、愛馬トップギアⅠから身をもって教えられました」と増山は語る。
 増山とトップギアⅠは、2002年と2003年に全日本選手権連覇を果たすなど障害飛越においてトップクラスの実力を持つ人馬だ。異色なのは、トップギアⅠが、95年に大井競馬場でデビューした競走馬だったこと。速さが勝負の競走馬が、技術を要される競技馬に転身し成功することはごく稀なことなのだ。
 そんな奇跡を起したこのコンビだが、04年のワールドカップで身に覚えの無いドーピング疑惑を掛けられ大会辞退、その後8か月間の出場停止という辛酸を舐めることになった。 どん底の中でくじけそうにもなったが、自分たちの無実を証明するため復活を決意。16歳とすでに老齢の域に達しているトップギアだが、07年国内リーグ1位などの成果を挙げ、この春再びワールドカップに挑んだ。これまでの道のりを通して、この”二人”が得たものは、一体なんだったのだろうか?

*******************************

競走馬として落第のトップギア
「人間の身勝手で不憫 なんとか生きる道を・・・可能性なんです」と

今回この情熱大陸は
誰かの言葉を借りれば「負けたふりして逃げない、逃げたふりして攻める」とでも言おうか
番組を見ている中でいくつかの言葉が心の中に残っている

「やめよう思ったけれど、かわらずトップギアが傍にいてくれた 馬は、何もしらない」

「オレの方が開き直ってないね」

コース検分を終えて帰ってきた彼がひとこと
「いやー高かった。限界ですよ」
そう、トップギアの限界は150センチ。その限界を10センチ超える160センチのハードル

世界大会が行われる今回の馬術競技会場は、室内リンク
限界を超える160cmのバーが狭いリンクのなかで3つ連続して並んでいる。

その高いバーを目の前にして拒絶をする馬たちが続出し、完走することも難しい状態。
馬のことを考えれば「出場辞退」を選ぶべきなのかもしれない

出番がきた
ゲートが開き、観客の前にトップギアと増山騎手が出て行った

落ち着いた二人?
スタートの合図がなった
トップギアは落ち着いて走っている、バーを目の前にしてたじろくことなく向かって行き
多くの馬が拒絶したトリプル障害へきた
映像から意気込みがトップギアから感じられた
というより、肝が据わっている 腹をくくったという感じに見えた
ひるむことなくチャレンジするトップギアと増山騎手

見事に飛んだ! 

     限界を超えて!

思わずテレビを見ていて成功した障害を超える姿に拍手と歓声がでてしまった


これだ、馬を信じ一緒に立ち向かう姿
成績は下位のほうで決勝には残れなかったふたりだけれど
終わったあとの、清々しく自信満々の後姿・・・・

人馬一体ならぬ 人犬一体

アジリティという競技は、犬との関係の手段に過ぎないが・・・人犬一体
今の自分への問いかけである

距離ではない、離れていようがお互いにお互いのことを考え動きあうこと
今まで何度も犬たちからそれを教えてもらった

オスの犬と感じられるあの感動
ボブと戦った時、グラハムと戦ったとき
そして、今 彼らの血を引く「ジュニ」との世代にきたのである
「失敗を恐れず思いっきり、攻めてください」という言葉を噛み締めて

あっアディとも感じるからね(笑
って、やっぱり私ってオス犬との方が面白いって感じるのか?(爆

増山選手の世界大会のことなども書いてある彼のブログです
ぜひ、ご覧ください

彼の言葉ひとつひとつ、そして、競技会の様子
動画をみると、また感動がこみ上げてくる
こんな感動をパートナーと共に味わえ、伝えることができたら・・・と思う


トップギア
とても素敵な名前
次に生まれてくる犬の名前の候補にあがった
そう、夢を追いかけるあの犬の為に・・・
by taisho_k | 2008-05-19 11:16 | 犬たちとの日常
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